忍者ブログ
藤咲のミュージカル観劇感想兼日記。 現在更新停止中です。
2025/02/09  [PR]
 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


こんばんは~フジサキです。
CATSキャスト、寺田さんが入ってガスがWキャストですね。

ではではかなり短め簡素にですが、『シラノ・ド・ベルジュラック』の感想書きます。
と、思ったらかなり長くなってしまいました…。読みづらかったらごめんなさい;;
***
ささっと読みたいなら渡辺守章訳(敬称略)、古風な言い回しがお好きなら辰野隆・鈴木信太郎訳をお勧めしますかね。渡辺訳は、本の厚さの約3分の1が注釈です。あとは解説(あんまり注釈のない後者と厚さがほとんど同じなのは何故なんでしょう…(笑))
渡辺訳のほうが読みやすい気がします。書きかたも俗でとっつきやすいです。これは私の好みの話になるのですが、鈴木訳の方が好きです。文語体だらけですが、その方が雰囲気が出てイイなあと思います。

内容の感想です。
第4幕の第10場。アラス包囲戦。ここ切ない…!
手紙をやり取りするうちに、ロクサーヌはシラノに惚れていってしまうんですね。(手紙を出しているのはクリスチャンなんですが。ロクサーヌもそう思ってます。)だからシラノは本当のことを言って、手紙を出していたのは自分で、ロクサーヌに愛していると伝えようとするのですが…包囲戦の最前線で戦っていたクリスチャンが死んでしまうんですよ。シラノが伝える前に。
ロクサーヌは勿論そんな事知らないから、自分の恋人であるクリスチャンを心から心配するんです。シラノにしても、死に行く友人を惨めにはさせたくないし、ロクサーヌにも伝える事なんてできない。
だから、今わの際で臥せっているクリスチャンに耳元でこっそり「全部、話した!それでもなお、あの人が、愛しているのは、君だ!」と伝えるんですよ。クリスチャンはそれを聞いて逝くんです。
もうもうもう……!!シラノぉぉおお!!!なんつー男前ー!!(分かりづらい説明で申し訳ない;;この辺りは映像で観た方が伝わりやすいですかね。)まあお話の筋としては、その後十数年経ってもシラノは思いの丈を伝えなかったわけですが、結局のところ言ってしまうんですけどね。
でもこう読んでいくと、クリスチャンが死んだのも、全部クリスチャンの計算だったんじゃないかな とも読めんです。シラノに「ロクサーヌに言っちゃえよ!」とか(こんな表現じゃないですが(笑))言っておいて、その直後にわざわざ最前線まで出て行って真っ先に撃たれて死ぬなんて、もう考えてやってるようなものじゃないですか。クリスチャン!
顔だけでロクサーヌに愛されて、だけどその自負がクリスチャンにはあったから、最期だけは華々しく保っていたかったんじゃないでしょうか。…まあでも損な役割でしたよね…。
ここはかなり読んでて切なくなりました。あとは一番最後のシラノが死んでしまうところかな。
最期の台詞がこれまた途轍もなく格好良いんですが、これはネタバレになってしまうので書きません。ここは是非読んでいただきたい!!(散々ネタバレしておいて(笑)鈴木訳のが粋な書き方をしております。そういう意味でもこっちの方をお勧めしますね。)
内容の感想はここまで。
こんな感じでした。ストーリー自体は簡潔でなので読みやすいと思います。ただシラノは詩人だし、そういう意味じゃ言い回しがまどろっこしい…とも感じますけどね^^;
ここまでお読み下さりありがとうございましたv

そういやこの間の映像版、観てたら途中で切れたと騒いでいましたが…あれ、あと1分も残ってなかったんじゃないかな…。ラスト1分を見逃した形になりました…おおう、なんという消化不良。
でしたが結局結末は読むことが出来たので結果オーライですかね(笑)はは。

PR
 雑記  cm:0  tb:

ども、フジサキです。
シラノ2冊とも読み終わりました~。図書館でまた別の訳があるかどうか探してきます。明日あたりにでも感想書きますね。
乱歩の『青銅の魔人』も読み終わり、『虎の牙』も読み終わって何故か逆行して今は『大金塊』を読んでいます…何故戻る(笑)
乱歩は初めて読みましたが、面白い!読み出すと止まりません(*´ v `*)
思えば小学生の頃、同級生で読んでいる子が居たな、と。やっぱりじ、児童向けなんですかねorzいや大人でも楽しめると思うんですけど…今更いい大人が読むのもちょっと気恥ずかしいですね^^;///
明智先生の一挙一動にドキドキしながら読んでます(笑)格好良い…!超ナイスガイ。『虎の牙』では心配して損した(でも無事で良かったー)
…読んでない方なんのことやらですみません。

アルデールまたは聖女開幕おめでとうございます!カンパニーの皆さん頑張ってくださいな~。団さんってストプレにも出演なさるんですね!CATSのディミの印象が強いのでびっくりしました。
それからS&D、100回公演おめでとうvグッズも発売されましたねー。動画も見ました^^ご、御贔屓さんが映ってないのは仕様がないかな…しょんぼり。ていうかグッズ欲しいです。早く観に行きたい…。

今日はこれにて。


こんばんは、フジサキです。
月曜キャス変。今日は久々にガラッと変わりましたね~。
大橋タントから原田タント、撫佐ジェミマから王ジェミマ、千堂ヴィクから石川ヴィク、大口カッサから蒼井カッサへバトンタッチ。
雄猫では、種井デュト様からチェデュト様、荒川タガーから武藤タガー、金子ミストから岩崎ミスト、赤瀬マキャから金久マキャ。
石川ヴィクはまたすぐに戻ってきてくれましたね。撫佐ジェミマは短かったな~;;結構好きなジェミマだったので残念。それから武藤タガーがお帰りなさいですね。荒川さん、お疲れ様でした!
金子さんも随分な連投でしたよね…これからすぐに夢へ直行でしょうか、お疲れ様です。岩崎ミストは久々ですね。赤瀬さんはJCSのお稽古に入っちゃうのかな、と。もうちょっと居てくれると思ってたのですが。

京都で夢醒め開幕ですね。カンパニーの皆さん頑張ってくださいな。

昨日の記事にK‐20のことで追記しておきました。ネタバレ含むので反転です。

こんばんは。フジサキです。
映画版の怪人ネタ。明智先生と二十面相が同い年だったらという話。あくまでかもしれない話です(笑)二人とも出生とか年齢とかオープンじゃないんですね。だから。
でもなんとなく台詞に出てきますが明智もサーカスの出なんですよね。じゃあ今までどこかで会った事があるのかも…とか考えてみると止まりません(笑)はは。

そういや時代設定が『第2次世界大戦が回避された日本』で、『華族制度』があるのは明智先生と葉子を組み合わせる必要があるからなんですね。そういやこの設定じゃなきゃ二人ともくっつけようが無いしなあ…。(実は原作もこの時代設定だと思ってました。原作読んでなかったんで(笑))
*ネタバレ
で、この華族制度があるから、明智小五郎=怪人二十面相っていう等式が出てくるのかなあと。特に華族制度も何もなけりゃ、自分の能力を見せびらかすだけの愉快犯になんてなろうとも思いませんからね(笑)最後の方なんかは…明智は難儀なやつだなあ、って思います。二十面相になった当初の目的だってただ帝都や世界を征服したかったからな訳ではないだろうし。
…このあたりはまだ私の読み込みが足りないです。すみません;難しいー。

年齢の話に戻ります(笑)役者さん自体の年齢では中村さんのが年上なんですよね。8つほど。
観てても役柄のせいもあるかと思いますが、やっぱりなんとなく平吉の方が幼いですよね。見た目的には同じくらいだと思うんですが^^;(すみません、見た目で年齢判断するの苦手なんですよー;)
まあでもこのあたりはあんまり深く掘り下げても意味は無いかな?


すみません、結局何を言いたいのか忘れました(…)
またなにか思い出したら、ここに書きに出て来たいと思います^^じゃ。


こんばんはーフジサキです。
江戸川乱歩の二十面相関連の書籍、結構多そうで続きを読むか検討中です…。明智先生とか小林少年オンリーになっちゃうけど同じ世界だしな…、と思ってサイドのお話含めて数えてみると結構な作品数。めげそう。
あ、公式ガイドブックは本屋で何度探しても見つからなかったのでとうとう注文です。注文するのあまり好きじゃないんですよ、何か負けたような気がして(…)まあ良いやv早く読みたいv
そういや、乱歩版二十面相特集の雑誌があったみたいで、父様が気を利かせて買ってきてくれました^^わーいありがとうv
サントラは保留中。でもCMとか見返してみるとやっぱり欲しくなってくるし、でも店頭に置いてないわで注文するの嫌いだし(略)

テレビ朝日『ギョーテック』見ました!
な、に あの阿久津さん特集、みたいな…!(笑)溢れる笑顔が眩しいです。
ステッキ、阿久津さんのは長いんですねー。身長に合わせて作ってあったりですか。星のさだめの衣装格好良すぎです。
「シンバは僕もやりましたねー、遠い昔ですけど…。」とか恥ずかしそうに笑うのは反則だと思いました。なにあれちょうかわいい…(ごめんなさい)最後の『祝福』のシーンは秀逸すぎると思いました。あのゆるい感じがたまらんです。
LK、アンサンブルの方は自分のパペットに名前を付けるんですね~。愛着が湧くようにって。片山さんのシマウマの「富士夫」が素敵過ぎて流石です…!
prev  home  next
About

Master:藤咲
ミュージカル・映画感想等書いてます。
雑記は基本普通の日記。只今更新停止中です。

リンク方法など、その他諸々詳しくは
「はじめに」へどうぞ。
Search

忍者ブログ [PR]
  戦場に猫